AIを考える

先日、セミナーでAIの話しを聞いてきました。

そんな矢先、ある記事で人とAIの共存の話しが特集されていました。

自然言語によるコミュニケーションが行えるAIが話題になっているように思う。

iPhoneでもSiriなどで、ごく自然な問いかけに対する「返し」が来る時代。簡単に思えるが、やはり長年このコンピュータの世界に関わってきたものからすると、そう簡単なことではないことは、容易に想像がつく。

だからこそ、Siriなどにふざけた質問をして、面白い返事が来るだけで、「おおおおぉ〜、すげー」と、その瞬間は子供にかえったように感動する。

感動するのは、やはり雑談だろう。人間の会話の大半は、言って見れば雑談だ。

例えば、買い物行動をとって見ても、対応のいい店員がいる店を選んでしまうのは、本来の目的以外の会話で、いい感じになったとか、買って見たいと思ったというのは少なくない気がする。

単純に思いつくのは、あらゆる回答パターンをルール化しておくことだが、雑談だけはそうは行かない。(どれくらいだろうと、想像するパターンの何百倍、何千倍だろう)

だからまずは、と、利用領域を限定するのであろうが、上記のような買い物一つとっても、単純に人間から置き換わるということは、ないだろう(話題性で、一時的には盛り上がるでしょうけど)。

本気で研究している人がいる中での、勝手な思いをつらつら書いたが、だから研究は面白いんだろうな。

私たちが本当に欲しいAIってどんな何だろうと、ふと考えたりするのも楽しいかもしれない。。。

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